『災害ボランティアコーディネーター養成講座』参加者のみなさまへ

2014年11月29日(土)に『災害ボランティアコーディネーター養成講座』を行いました。
講座の概要と検討事例のワークショップで制作した図表の作例を掲載致します。












○検討事例①  ●検討事例図表のPDFデータをダウンロード→ dl
■概要
・水害発生から3日目(災害ボランティアセンター開設から2日目)
・ニーズ把握に当たり、各地区の自治会長に被災状況の把握を依頼。
 その情報を元に、ニーズを災害ボランティアセンターに上げて貰い、
 ボランティアとのマッチングを実施。
 他に、被災住民からのボランティア依頼窓口として電話回線を2本引き、
 地元社協職員及び応援社協職員が対応。

■検討事例
 地元社会福祉協議会の職員より、被災地区の自治会長にニーズ把握の協 力をお願いすると、「私の地区は、災害直後から自分(自治会長)が地区内を回り被害状況を把握した。地区内の住民同士で対応できるからボランティアは不要。」との返事があった。一方で、災害ボランティアセンターのニーズ受付電話には、その被災地区住民から直接ボランティア希望の電話が数軒入ってきている。


○検討事例②  ●検討事例図表のPDFデータをダウンロード→ dl
■概要
・水害発生から5日目(災害ボランティアセンター開設から4日目)
・災害ボランティアセンターを開設した旨のチラシを、被災地域を回り開設初日に配布。
・活動終了後の活動報告書は、4名の社協職員が担当しているが、
 続々と帰ってくるボランティア全てに対応はできず、
 ボランティアが記入し職員へ提出という流れで対応。

■検討事例
 被災された地元住民が形相を変えてやってきた。「ボランティアの依頼を電話でお願いしたが、最初に来ていただいてから3日経つが、それ以降はいっこうに来ない。お隣の家には3日続けてボランティアが来ているが、何故家には来ないのか。(被災者への説明中に、ニーズ等の横文字を遣ってしまい)ニーズやマッチングという言葉を遣われてもよくわからない。わかるように話してくれ。」と、ボランティアが活動を終え帰ってくる中、大勢の面前で声を荒げ怒りをぶつけられた。前回の報告書には活動終了と記されていた。


○検討事例③  ●検討事例図表のPDFデータをダウンロード→ dl
■概要
・水害発生から6日目(ボランティアセンター開設から5日目)
・水害発生直後より、被災宅では被災者や親戚・近隣のつながりもあり、
 生活を取り戻そうと毎日のように動かれていた。
・ニーズは150件ほど上がっており、ボランティアが不足気味である。

■検討事例
 2日連続でボランティアに来ている、3人組がいる。一昨日手伝ったお 宅に続けて手伝いをしたいと申し出ており、昨日もそのようにマッチングをした。今日も3人組がやってきて、引き続き行きたいと言う。昨日の活動報告では、残り一日で依頼は終了しそうとのこと。今日はそのお宅へのボランティア派遣は予定していない。3人組の話では、昨日帰り際に「明日もよろしくおねがいします」と、言われたとのこと。念のためそのお宅へ電話すると、「お世話になっているから・・・お願いします」と返事があった。判断に迷ったが、電話したという手前もあり、3人をそのお宅へ マッチングすることにした。


○検討事例④  ●検討事例図表のPDFデータをダウンロード→ dl
■災害ボランティアセンター配置図作成

  本所 (2014年12月22日 11:30)


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