社会福祉法人 中津川市社会福祉協議会

　今年度の研修テーマは「認知症について理解を深め、認知症があっても住みやすい地域づくりをする」とし、認知症世界の歩き方のワークショップを実施しました。
　各地域合同の4人グループで、提示された認知症のケースについて、もし当事者だったらどう対応してほしいか、また支援者としてどのように支援できるかなどについて話し合いました。
　参加者からは、「認知症の方の視点に立って考えることができました。」「日ごろから地域のつながりが大切だね。」という声が聞かれました。

　さらに、服部先生から、交流のある認知症の方々の声もご紹介いただきました。「認知症というと、何も出来ないと決めつけられてしまう、距離を置かれてしまうのが悲しい」という言葉には、深く考えさせられました。
　認知症は、さまざまな症状があり、誰にでも起こりうる病気です。今回の様な研修を継続し、地域全体で理解を深めることが、「認知症があっても住みやすい地域づくり」につながると考えます。日ごろから、地域のつながりを大切にし、今後の地区社協の福祉活動に繋げていきたいと思います。