自分が助かるためにはどうしたらいいのかな? 「災害体験教室」【坂本支部】

8月1日(水)、坂本小学校体育館にて、「災害体験教室」が開催され、坂本学童保育所の児童63人の参加がありました。

この事業は社協坂本支部(区長、民生委員、福祉協力員)主催、社協登録ボランティア団体防人会(さきもりかい)、坂本学童放課後クラブ第一、二、三保育所、市坂本事務所など、地域から33人の方の協力で、地域のみなさんからの社協会費を活かした「災害体験教室」が開催されました。

当日はとても暑い日でしたが、前半では、地震のメカニズムや災害時に身を守る方法の講義、防災〇Xクイズ、上級生が下級生をリードする避難訓練などを行い、防災に関する知識を高めました。

講師の防人会からは「災害はいつおこるかわかりません。家にいるとき、学校にいるとき、友達と遊んでいるとき、一人でいるときかもしれません。まずは自分の身を自分で守り、家族や友達、地域のみなさんを守れるように、知識を身につけてください。」と話がありました。

後半は、毛布と竹でつくる担架で安全安心搬送ゲームをグループごとに実施。速さではなく、担架に乗ったけが人役の児童が「どれだけ怖がらずに搬送できるか」を競いました。

最後はグループごとに段ボールを使って避難所の仕切りをつくり、そこで寝転んだり、アルファ米での昼食をとったりすることで、避難所体験を行いました。

児童からは「テレビとかで避難所の生活を見たことはあったけど、体験してみて大変ということがよくわかった。」「(講師の)先生から言われた『災害時はみんなで協力することが大切』をということを感じた。」などの感想がありました。

しめくくりとして、社協坂本支部役員と防人会の方から「今日体験したことを、家に帰ったら、お家の人にぜひ伝えてください。そして家族防災会議を開いて、大きな災害がきたらどうするかを、今のうちにたくさん話し合ってくださいね。」と児童に話しがあり、終了となりました。

次回は8月16日(木)に、青空学童保育所の児童を対象に実施する予定です。

  本所 (2012年8月 6日 10:35)


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