10月4日(土)に、社協福岡支所が主体となり、社協の各支所の職員による災害ボランティアセンターの立ち上げ実証訓練を行いました。また訓練には、社協と災害ボランティアセンターの立ち上げ・運営について協定を締結している、防災士なかつがわ会、中津川ライオンズクラブ、美濃坂下ライオンズクラブ、中津川青年会議所、中津川市の皆様にもご参加いただきました。
災害ボランティアセンターとは、災害時に臨時的に設置されるボランティアの受入拠点の事であり、また被災者からの依頼に合わせてボランティアの方々を調整し派遣する役目を担っています。
当日は、災害ボランティアセンターの仕組みや立ち上げの手順、注意事項などについて説明を聞いた後、センターのスタッフ役とボランティア役に分かれ、実際の手順に合わせセンターの立ち上げや運営などを体験しました。 |
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訓練後には防災倉庫を確認し、備蓄品の確認や発電機の使い方などを教わりました。また、ワークショップを行い、体験を通じて見えてきた良い点や反省点、改善提案などについて話し合いました。参加者からは、「担当職員なども被災する可能性がある。誰もがセンターの立ち上げや運営が出来るよう、みんなが参加する訓練を継続的に行っていくことが重要」、「ボランティア側の思いが被災者への対し押し付けにならないよう、被災者に寄り添うことが大切」などの意見が出されました。
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また、協定締結団体による「災害ボランティアセンター関係団体連携会議」が行われ、災害時の連携強化に向けた意見交換が行われました。会議では「連携団体も日頃から訓練に参加して顔を合わせ、皆で現場を想定できるようにすることが重要」などの意見が出されました。 社協では、災害時に備える訓練を継続的に実施していく事で、災害ボランティアセンターの立ち上げや運営の体制構築、関係機関等との連携強化に繋げていきます。 |
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