苗木地区社会福祉推進協議会(苗木地区社協)が、7月4日(金)に地区社協研修会1回目を実施し、苗木地区社協の評議員の半数である47人が参加しました。この日は、『地域で行う楽しい集まりのノウハウを教えます』と題し、講習やグループワークを通じて各地域におけるよりよいサロンのつくり方などを学びました。
まずは、みんなで歌いながら体操し、心と身体を和らげたあと、外でもできる行事の提案の1つとして全員で寄せ植えを楽しみました。㈲アボウオーキッドの方の指導のもと日日草などの植物を寄せ植えし、管理の仕方なども教わりました。 |
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次に社協職員により、「なぜ地域にサロン(集いの場)が必要なのか~サロンの作り方~」と題し、サロン活動の重要性について解説しました。心身の衰えの原因は筋力低下によるものが大きいと言われていましたが、社会性が低下することこそが最も大きいということが明らかになったそうです。高齢者にとって地域のサロンは、住民の心と体の健康維持に必要なものであり、また地域のつながりやふれあいを創出する集いの場です。地域の方が集まって楽しく語り笑い合う、そして困ったときには助け合い、互いの暮らしを気にかける、そんな居場所をみんなで作ることが大切であると説明しました。 また、室屋区長により「いきいきサロン室屋」の100円喫茶についての事例を発表しました。100円を払えば、飲み物やお菓子がいただけて、楽しくおしゃべりが出来るサロン活動が好評を博し17年も続いています。スタッフは参加者に喜んでもらおうと様々なお菓子を月替わりで手作りしており参加者に喜ばれています。 |
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最後にグループワークを行い、今ある地域のサロンについて皆で情報共有しました。ある地区では、地元の保育園と高齢者の交流をテーマに話し合いました。園の活動を取り巻く現状や課題などを踏まえ、園児と高齢者のより良い交流の在り方について活発に意見交換をしていました。 残る半数の評議員を対象とした研修会は、7月10日(木)に開催いたします。 |
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