社会福祉法人 中津川市社会福祉協議会

　当日は、富山大学の学生の方も3名参加してくださいました。
　「風水害24」とは、大規模風水害の接近から直撃・通過までの24時間をリアルに体験することで、風水害発生時に適切な判断や行動するための知識や行動指針を学べるゲーム型プログラムです。
　最初はどのようにやるのか皆さん不安でみえましたが、進んでいくうちにグループの仲間同士で協力し合いながら体験する事が出来ました。

　大規模風水害の接近から直撃、通過していく中で、自分の命を守るだけなら避難所に間に合うが、地域の住民を助けながら行くと自分も危険な目に合うかもしれない…というような、葛藤や、事前に感染症対策や、防災グッズを用意していないと、さらなるリスクもあるのだという事を考えさせられました。

　自分がここで判断した事は正しかったのか？助けに行った地域住民が一緒に避難してくれないこともある。助けに行った事で、自分が被災してしまった…など、体験を通じて、実際に災害が起こった時にどのように行動するべきかを考える機会となりました。
「自分の価値観が正しいとは限らない」安江先生が言われた言葉が心に残りました。

　災害発生時に適切な判断や行動するための知識など再確認し、日頃からの地域の繋がりを大切にしながら、今後の地区社協の福祉活動に繋げていきたいと思います。