ふくおか 宅老所『かざぐるま』 宮司さんと「紙垂」作り
南宮神社 宮司さんと『紙垂』を作りました
6年12月9日(月) 南宮神社 長谷川宮司さんが来て下さり、お正月のしめ縄につける「紙垂」(しで)について教えていただきました。地域との交流を目的に開催したこの会も大好評につき二回目になります。しめ縄は神様がいらっしゃるところと私たちの住む現世を隔てる役割をしており、神聖な場所を意味するとのことでした。そのしめ縄についているひらひらとした紙が今回作った「紙垂」です。
みなさん宮司さんのお話に興味深々!一生懸命耳を傾けてみえました。
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ご利用者さんの家で稲刈りの際に取ってあった貴重なわらを分けて頂きました。
まずはわらを専用の道具で叩きます。トントントントン、、、かざぐるまに良い音が響きます。普段はおとなしく紳士な利用者さんですが、道具を持った途端にやる気に満ちた表情に変わり、オレに任せろ!といつもとは違う一面も見せてくれました。紳士をもやる気にさせる昔の作業は凄いですね! |
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利用者さんは、忘れたと言いながら手はしっかり覚えてみえる様で、あっという間に「しめ縄」の完成です。
「昔は学校に行くのにわら草履を綯って履いて行った。何日か履くと穴があくから替えの草履を持って行った」昔の生活に思いを馳せます。。
いつもは膝が痛く椅子に座っている利用者さんですが、「縄を綯うには、あぐらをかかんとなえんでなあ~」 |
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お正月のしめ縄は「左縄」です。
よく考えてみると神社にも大きなしめ縄がありますが「左縄」です。諸説ありますが、左が神聖との考えから、神様から見て左側に太い方がくるように飾るべきとされているとの事でした。
また昔から縄綯いは男の仕事とされており、女は手を出す領域ではないと言われていたので、やったことないと言われる女性も中にはおみえになりましたが慣れた手つきで素敵なしめ縄が完成しました。出来上がったしめ縄は紙垂を付けて家に持ち帰りました。これでよい正月が迎えられること間違いなしです! |
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