ふれあいサロン(地域の集いの場)学習会を開催しました

令和6年11月27日(水)、福岡総合保健福祉センターにて「ふれあいサロン学習会」を開催し、21名の方が参加されました。

 

はじめに、社協職員による「なぜふれあいサロンが必要なのか~サロンの作り方~」の講義があり、講義では、高齢になると筋力が衰え、その衰えは社会性の低下によりあらわれるというある研究から、社会参加をすることで人と繋がり、それが介護予防に繋がるという話でした。

ふれあいサロンのような地域の集いの場は、生きがいづくり・仲間づくり・見守り・情報収集の場・介護予防等様々なメリットがあることが魅力です。

 

地域でのふれあいサロンの活動発表では、①川上地区「奥屋にこにこサロン」②福岡地区「大萱サロン」③付知地区「ガレージサロン」の方々に、ふれあいサロンの紹介や工夫していること、ふれあいサロンをやってよかったこと等を発表いただきました。①では、季節に合わせた工作や、大きいトランプゲームを行い、このサロンの初回で10年ぶりに出会った!という方もみえたそうで、ふれあいサロンをやって良かったと思ったそうです。

②では、20年以上続いてきた大萱サロンを継続していきたいとのスタッフの思いから、次世代の方に引き継いで楽しく活動をされているそうです。サロンとは別に、週に数回、コミュニケーション麻雀を使って地域の方が集まる場もあるようで、やりたいことをやりたいときに気楽に出来るサロンが良いですね。

③では、ある方のお宅の車庫をお借りして、週に1度、男性が気軽に集まる場を紹介いただきました。参加費は50円でコーヒーを飲んで1時間おしゃべりをして帰られるそうです。通りかかった人も呼んで一緒に参加されることもあるそうで、構えずに気楽に行っている様子をお話いただきました。

 

 

 

 


本会にボランティア登録をされている中津川市レクリエーション協会の早川様より「サロンで使えるレクリエーション」を学び、脳トレにもなる手遊びを行いました。アフリカ由来のボードゲーム「マンカラ」も教えていただき、頭を使った遊びで笑いが絶えない時間を過ごしました。

参加者同士の意見交流では、自身の活動とふれあいサロンの情報共有を行いました。ふれあいサロンの内容では、体操やレクリエーション道具を使った遊びを取り入れ、まずはみんなで話すこと、地域の方々とつながることが大事であるという話が出ました。高齢者だけではなく、子どもと繋がりを持ち、世代関係なく地域全体で関わりが持てるような取り組みを考えたいとの意見も出ました。

参加者の感想では、「他地区の活動が聴けて参考になった」「地域で何かしたいと思っていたが、少しでも行動していきたい」「気楽に考え、まずは自分が楽しむことが大事だと思った」との感想がありました。


社協では、地域の集いの場についてのご相談を受けています。ご興味のある方は社協地域福祉課(☎:0573-66-1111 内線607)までご連絡をお願いします。

  本所 (2024年12月 6日 08:30)


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