9月28日(土)福岡指定居宅介護支援事業所主催で講演会を行いました。
地域の方と在宅での看取りについて考えたいという思いから
『住み慣れた自宅で最期を迎えるために』~在宅で看取れてよかった~
をテーマに、中津川市内に事業所を構える 地域訪問看護福ふく 舩渡弘子様を講師に迎えご講話を頂きました。
地域で暮らす家族の現状、訪問看護って何をしてくれるの?家族看護って何?という話から、実際に舩渡様がこれまでに関わってきたケースも紹介してくださいました。 本人、家族と訪問看護師との関わり方は、その人の状態、その時の状況によってその都度変化していきます。その変化に対応した関わりを持つことで、本人、家族の不安や苦痛を少しでも減らせるように支援してくださっています。 実際にご自宅で看取られたご家族様からは、「最初は本当に自宅で看取れるか不安だったけど、自宅で看取れて一生の宝物になった」「自宅で看取ったことで、子供や孫たちと一緒に過ごすことができ、今でも本人のことを思い出せる」といった声があったそうです。その一方で「家で看取れてよかった。でも本当に介護が大変だったということも皆さんに伝えてほしい」と言われた方もいらっしゃり、在宅で看取るということの大変さを感じることができました。 |
|
自宅で最期を迎えることは理想ではありますが、支える家族の負担もものすごく大きなものです。 家で看取られたい、家で看取ってあげたい、という思いがあってもご家庭の事情によってそれが叶わないことももちろんあります。 舩渡様は最後に「10家族10色の家族の形がある。家で看取るだけが看取りではない。その家族によって看取りの形がある。その家族らしい看取りができるようにお手伝いをしたい」とお話しされました。 本人、家族の思いを少しでも支えていくために、ケアマネジャーとしても思いを汲み取りながらサービス事業所と連携して支援していきたいと改めて感じました。 当日はたくさんの地域の方、福祉に関わる事業所の皆さまにご来場いただきありがとうございました。 |
|
トップページ > 最近の活動 > ふくおか 在宅での看取りについて講演会を行いました