8月17日(土)、中津川市ひと・まちテラスで、中津川市介護保険課の主催により「福祉・介護ふれあいサマースクール」を開催しました。
この事業は、市内の中学生が楽しく福祉や介護にふれることで、それらに関心を高めるとともに、職業の選択肢の1つとして考えていただくきっかけづくりとしており、坂下高等学校とともに中津川市社会福祉協議会も企画・運営に協力させていただきました。
当日は、中学生6人が参加し、そのサポートとして坂下高等学校福祉科の生徒さん6人に協力いただき、いっしょに学びました。
最初は、坂下高等学校の生徒さんが考えたジェスチャーゲームでグループ分けを行い緊張がほぐれました。
次に、中学生と高校生がペアになり車いすの操作や介助方法を学び、車いすで次の体験場所であるデイサービスセンター若菜集へ移動しました。
デイサービスセンター若菜集では、職員さんからデイサービスの仕事についてお話しを聞き、その後、利用者の方とゲームをしながら交流しました。
デイサービスセンター若菜集からひと・まちテラスへ戻る時にも車いすで移動し、その後、高齢者疑似体験を行いました。高齢者の身体的特徴を学ぶことで、どのようなサポートをすればよいかを考えました。
その後、五常会特別養護老人ホーム瀬戸の里、アサヒサンクリーン訪問入浴介護事業所の介護職員さんに参加いただき、介護の現場での仕事の苦労や魅力、介護で大切にしている視点、想いなどについてお話しをいただきました。中学生だけでなく、介護の勉強をしている坂下高等学校の生徒さんにも介護の仕事を身近に感じる機会となりました。
最後に、高校生から中学生に修了証が手渡されました。
◎参加者の感想
・高校生のお姉さんといっしょに楽しく福祉や介護の体験ができてよかった。
・介護の仕事をしている人から実際にお話しが聞けてとても勉強になった。
・このような機会があればまた参加したい。
車いすの体験では、車いすを使用する方への安全への配慮や声かけなどの大切さを学びました。 |
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重りやひざ・ひじの関節の動きの制限するサポーター、見えにくくなるゴーグル、音を遮断するヘッドホンを装着することで高齢者疑似体験を行いました。 |
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座談会では、介護の現場で働く職員の方のお話を聞きました。 |
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