8月17日(土)、中津川市ひと・まちテラスで、防災士なかつがわ会の防災講座として、手話サークルかやの実会を講師に招き、耳の聞こえない方が災害時に困ることなどについてのお話しと必要な手話表現などを学びました。
当日は、防災士なかつがわ会の会員、手話サークルかやの実会のメンバー(聴覚障がいのある当事者を含む)30人が参加しました。
参加者の感想としては、「防災士会のメンバーだけで防災について考えるだけでは、考えが偏ってしまう。いろんな人が集まって話し合うことでいろいろなアイデアが出てくることを実感することができた」「防災士が助ける立場、障がいのある人が助けられる立場ということでなく、対等な立場で、日頃からつながっておくことが大切であることがわかった」などの声がありました。
当事者の方からのお話しでは、地区の防災訓練に参加した時の体験談として、耳が聞こえないため役員などが話している内容がわからなくて、自分が居づらい気持ちになったことなどを話されました。 防災士なかつがわ会の会員からも当事者の方へ様々な質問をされ、お互いが交流する貴重な機会となりました。 |
|
グループに分かれ、和やかな雰囲気の中で、手話サークルかやの実会のみなさんから災害時に覚えておきたい手話表現や指文字を教えていただきました。 |
|
参加者みんなで記念撮影。 防災士なかつがわ会杉山照仁理事長から「今後もこうした機会を持っていくことで災害に強い地域づくりに取り組んでいきたい」と熱い言葉をいただきました。 |
トップページ > 最近の活動 > 防災士なかつがわ会×手話サークルかやの実会~聴覚障がい者への災害支援と手話を学ぶ~