【南地区社協】福祉研修開催!!~地域の支え合い活動について考える~

 6月29日(土)、中津川市健康福祉会館で、南地区社会福祉推進協議会(南地区社協)が「福祉研修会」を開催しました。

 南地区社協役員48人が参加し、地区社協が行う住民主体の地域の助け合い・支え合い活動についてや支え合いマップについての学習とそれらに関するグループ討議を行いました。

 地域住民が真剣に自分たちの暮らす地域についてみんなで考える機会となりました。 


 はじめに、南地区社協の高田雅明会長から、中津川市の高齢化率、中津南地区の高齢化率、自分の地区の高齢化率に関する現状を話し、他人事ではなく、自分事としてこの状況をとらえ、自分が高齢化が進んだ時に「こうだったらいいな」ということを地域で取り組めばわかりやすいのではないかとお話しされました。

 

 

 次にみなみ在宅介護支援センター林相談員により、地域の身近な高齢者に関する相談窓口で在宅介護支援センターについての紹介を行いました。
 また、社協職員による「地区社協、地域の支え合い活動について」の説明を行い、人口減少、少子高齢化、核家族化、隣近所の付き合いの希薄化、暮らし方や価値観の多様化、地域課題の複雑化が進む状況下において地区社協が果たす役割はとても重要であり、大切な取り組みであることを再確認しました。

 昭和区の山下一夫区長により「支え合いマップづくりについて」の事例を紹介いただき、地域で「支援を必要と考えられる人」とその人への住民の関わりを住宅地図に落とし込み、支え合い活動の実施状況や支援の必要状況を把握することでその地域の取り組み課題を抽出する方法について学びました。

 グループ討議では、5~6人グループに分かれ、それぞれの地域での支え合い活動状況について情報交換を行いました。特に子育てや子どもの健全育成などに関することや支え合いマップづくりについて話し合いました。
 子どもそのものの人数が減少し、1つの地区だけで子育てサロンを開催しても成り立たないような状況である、屋外で子どもが遊んでる姿をあまり見かけなくなった。土日も子どもは習い事が多く、親もその送り迎えで時間をとられてしまう。子どもの登下校の見守り活動を何年も続ける中で子どもと会話ができている等の意見がありました。また、ひとり暮らし高齢者世帯と空き家が増えており、そういう状況がマップで見える化できるとよい。お祭りや五平餅づくりなどを通じて世代交流ができるとよいなどの意見がありました。

  本所 (2024年7月 3日 12:00)


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