社会福祉法人 中津川市社会福祉協議会

パネルディスカッション（実践発表）では、パネリストに被災地支援を行った4名の方と珠洲市社協活動支援に参加した中津川市社協の職員２名がお話しました。
パネリストには、おもちゃ病院・図書館で長年個人ボランティアとして活躍している見城隆司氏、ボランティアグループ栗の里中津川代表の中尾健氏、様々な福祉ボランティア活動をしており、防災士なかつがわ会で活躍している原廣志氏、つけち防災士会の早川隆雄氏を迎えました。
みなさんそれぞれ、能登半島地震をうけ、「少しでも役に立ちたい。被災地の方へ何か自分にできることをしなかったら人生後悔する」という熱い想いを胸にお話されました。

パネリストの方からは、実際に能登半島地震被災地でのボランティア活動に参加し、それぞれの立場、場所で感じたことを現地の写真とともにお話されました。みなさんのお話を通して、募金活動も今自分たちにできる被災地支援であることを参加者の方と共有しました。災害時の安否確認、簡易トイレ、水などの課題を普段から考えていくことが大切であるということで一致しました。

グループワークでは、「今、自分にできる被災地支援」と「中津川市で大災害が起きる前にできる備え」2つのテーマをもとに話し合いました。
各グループ「子どもたちに防災教室を行い、今後も継続して行っていきたい」「普段から１人暮らし高齢者の方の見守りを部屋の明かりなどから行っており、地域での繋がりを大切にしている」など熱心な意見がとびかい、参加者同士で質問しあう場面も多く見られました。
本会は今後も、災害ボランティアセンター立ち上げ訓練など、災害ボランティアの育成に力を入れていきますので、ご理解とご協力をよろしくお願いします。