加子母地域には、節分の日にそれぞれの家に鬼札を貼り、その札を地域の子供たちが回って取りに来る風習があります。
節分を明日に迎えた2月の金曜日、デイサービスに加子母こども園の子どもたちが鬼札めくりに来てくれることになっていました。
今日の日のために利用者さんは鬼札を書いたり、色を塗ったり、折り紙で鬼を表現したりして準備していました。
鬼札めくりにきてくださった子供たちを嬉しそうな表情で出迎えました。
子どもたちは順番を守り怪我無く、たくさんあった鬼札をすべてきれいにめくってくれました。そのあとは中に入って節分や子ども園で歌っている歌を披露してくれたのでデイサービスは大喜びでした。
嬉しくなった利用者さんの一人が、少し時間を欲しい、とマイクを手に取り「泣いた赤鬼」という昔話を子どもたちに聞かせるという場面がありました。
デイサービスを利用する前は物語の読み聞かせなどをされていたとのことで、ハリのある声でのお話は子どもたちも真剣に聞いてくれていました。
子どもたちが帰った後に加子母の山奥から?鬼がやってきました。子どもたちから元気をもらった利用者さんたちが、張り切って鬼退治をしてくれています。
「子どもたちはかわいいし、鬼がでてきたのも面白かった。これで一年無事に過ごせそうやよ」と言ってくださいました。
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