3月19日(日)、中津川商工会議所ホールで、「令和4年度災害ボランティアリーダー講座」を開催し、市内の防災ボランティア団体のメンバーや民生委員児童委員、企業ボランティア、市役所職員など50人以上が参加しました。
今回は、講師に認定特定非営利活動法人レスキューストックヤードの理事長である栗田暢之氏をお招きし、災害による被害が大きい場合に開設される災害ボランティアセンターの機能や役割についてや、そこで活動を行う災害ボランティアの役割や心構え、こうした災害ボランティアが円滑に活動できるようにサポートを行う災害ボランティアリーダーについて、今までの被災地での支援活動を通じての体験談とともにお話しいただきました。
講義では、日本全国各地で天災により大規模な被害を受けており、日本に住んでいれば、誰もが被災者になる可能性があること、そんな時に被災された人の支えとなるボランティアの存在がとても大きく、行政では対応できない個人の支援ニーズへの対応が今後ますます求められることを話されました。また、地域を基礎に活動を展開し、地域の生活課題を解決する機能を有しており、全国的なネットワークを有する社会福祉協議会が「災害ボランティアセンター」を運営する意義とともに、災害ボランティアセンターのしくみやボランティア活動を適切に、安心・安全に行うためにとても重要な役割を果たしていることを説明いただきました。
講師の認定特定非営利活動法人の理事長である栗田暢之氏。 |
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演習では、社協職員により、災害ボランティアセンターの役割とそこに駆けつけたボランティアの動きを説明しました。 |
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講義と演習をふまえ、グループに分かれ、意見交換を行いました。参加者からは、「災害ボランティアセンターの流れがよくわかった。いざというときに困らないように日頃から訓練が必要である」「平常時からの顔が見える関係づくりがいざというときの支援につながる」「被災者のニーズとボランティアの支援をどのようにマッチングさせるかが大切である」「ボランティアリーダーとなる人は被災された方とコミュニケーションがとりやすい地域の方が望ましい」などの感想をいただきました。 |
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