3月28日(月)、一般社団法人ひきこもりUX会議 共同代表理事 林 恭子氏をお迎えし『一人にしない寄添う地域づくり』講演会(オンライン)を開催しました。
参加者は福祉関係者や当事者の方、ご家族様、社会福祉協議会職員の計37名が受講しました。
講演の内容は支援者や地域住民の方が、ひきこもりの当事者の方にどう対応したらよいか、理解を深めて頂くため、ひきこもりの経験談を通じて、ひきこもり状態にある人の気持ちや地域の中でできることをお話して頂きました。 |
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”自分が生きていいと思えない”ほど自己肯定感が決定的に失われている当事者にとって、支援の一歩が「就労支援」ではハードルが高すぎる。まずは「外出の練習」「人のいる場所に1時間居る練習」など人間関係づくりや”生きてていいと思える”自己肯定感の獲得のために、心理的安全性の確保された場で人や外の世界に慣れることから始める支援として居場所づくりが必要であること。 |
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質疑応答では、相談に来られた目の前のご家族をまずしっかり支える支援、ご家族ががほっとすると当事者の方も楽になる事。親との関係に悩みひきこもってしまった方に対しても、説得ではなく、気持ちを受け止めることが大切といった助言をいただきました。 |
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