社会福祉法人 中津川市社会福祉協議会

　利用者の方々は生徒さん達との交流を楽しみにしていたこともあり、「何かしら交流できないか」と悲しんでみえました。

　そこで、利用者の方と中学生とが深く交流する方法はないかと思い、中学校に相談をさせていただき『手紙のやり取り』を行うことになりました。

　利用者の方々に中学生と手紙のやり取りをしないか伺ったところ、18名が希望してくださいました。

　利用者の方々の中には、便箋をご自宅に持ち帰り、中学生に送る手紙の文章をじっくり考えて書いてきた方がいらっしゃいました。
　また、「中学生と交流はしたいけど、手紙なんてよう書けんわ。」とおっしゃる方にはお好きな塗り絵にひと言添えていただきました。
　さらに、利用者の方々に説明・了承を得たうえで宛名（本名またはペンネーム）を手紙に記載することで、生徒さんがその方だけに返事を書いてくれるように工夫をしました。

　返事をまだかまだかと楽しみにしている方がみえ、とても微笑ましかったです。

　11/27（金）　坂下中学校（後期生徒会役員等　計18名）の生徒さん達から、利用者の方からの手紙に対する返事や塗り絵の感想、学校生活について書かれた返事が全員分届きました。
　一人の利用者の方に対して一人の生徒さんが返事を書いてくださり、『その方だけの特別な手紙』となりました。

　手紙の返事を読んで「字がきれいやね。」「返事の返事を書かなあかんな。」「いつか、この子に会ってみたい。」等ととても喜んでみえました。

　お忙しい中、協力していただきありがとうございました。
　コロナ禍ですが、今後も利用者の方と生徒さんの深い交流ができればと思います。よろしくお願いいたします。