社会福祉法人 中津川市社会福祉協議会

　まず始めに、利用者の方１人に対し生徒さんが２～3人程付き、握手をしたり自己紹介や住んでいる地域の話・部活動の話などの話をしたりして交流を行いました。

　中には、職員が間に入らなくても話が盛り上がり楽しそうに笑い合う姿やしりとりをして交流している姿が見られました。
　生徒さん達のコミュニケーション能力の高さに、感心しました。

　避難する際には、生徒さん達が緊張しながらも利用者の方の手を優しく引いたり、焦らずゆっくり車いすを押したりする姿等を見ることができました。
　また、途中にスモークを焚いた部屋を通らなくてはならず、煙で前が見えにくい中利用者の方に「大丈夫ですか？気をつけてください。」「口を押えてください。」などと声掛けを行いながらゆっくり安全に避難していました。
　そのため、誰ひとり怪我することもなく、無事に避難することができました。

　利用者の方からは、「まったく前が見えず不安やったけど、（生徒さんが）居ってくれて良かった。」「安心できた。」といった感想が聞かれました。
　合同避難訓練を通して、生徒さん達の優しさや頼もしさを感じることができました。

　合同避難訓練後に、２年生の生徒さん達が合唱祭のために練習している曲をＡ組、Ｂ組それぞれ合唱をした後、2年生全員（計3曲）を披露してくださいました。
　またアンコールとして、『ふるさと』を歌って下さいました。

　利用者の方々の中には、生徒さんの合唱を聴いて涙ぐむ方や一緒に口ずさむ方がみえました。

　昨年度に引き続き交流や合同避難訓練を行う機会を設けていただき、本当にありがとうございました。
　今後も宜しくお願い致します。