2月6日(火)坂下高校の福祉科1年生の生徒さんが、坂下地区で活動活動されている「音訳ボランティアのひばり会」の皆さんに教わりながら音訳の体験を行いました。
ひばり会の皆さんは毎月「さかしたタイムズ」という広報誌をカセットテープに録音し、視覚障害の方へ送ってくださっています。
こうした活動を知った坂下高校の先生より、ぜひ生徒のコミュニケーションの授業の一環で体験させてほしいと依頼を受けて、ひばり会の皆さんも是非にということで実現しました。
ひばり会の皆さんから前もって渡された資料を基に、ひばり会の活動についての説明を受け、その後注意点などを聞き、滑舌を良くするための歌を「カエルの歌」の替えうたでみんなで歌いました。
広報誌の内容を生徒さん全員に分担して読んでいただく形にして、各グループに分かれてひばり会の皆さんから話し方や、句読点などの指導を受けました。慣れない言葉や、人に伝える話し方に生徒さんは悪戦苦闘でしたが、ひばり会の皆さんが真剣に教えてくださり次第にすらすらと落ち着いて読めるようになっていました。 |
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最終的には、実際にカセットテープへ録音をする作業の体験を行いました。一人一人ひばり会の方からタイミングを計っていただき、「間違えてもやり直せるから大丈夫」と声を掛けてもらいながら、真剣にマイクに向かって一言一言を大切に読んでいました。静かに生徒さんは自分の読むところを何度も何度も読み直したり、発音の確認をしながら自分の順番を待っていました。録音をする前の緊張感と、終わってからの解放感の顔が印象的でした。 ひばり会の皆さんから、貴重な時間を過ごす事ができました。という感想が聞かれ、生徒さんからは、緊張したけれどこうした体験は良かったという感想もありました。 こうした、ボランティアさんの活動を体験することで、少しでも若い皆さんも興味を持って今後継続してくださるといいと思います。 |
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