社会福祉法人 中津川市社会福祉協議会

　初めに生徒さん達は、毎日忙しいママさん達や利用者の方々に、坂下高校伝統のハンドマッサージで癒しのプレゼントをしてくださいました。

　ハンドマッサージをする際、いい香りのするハンドクリームの効果もあり、リラックスしママさん達とのおしゃべりも弾んでいました。また、利用者の方に積極的に話しかけ、目線を合わせながら真摯に話を聴く姿や、声が聞きとりにくい方の傍に行き、耳元でゆっくり大きな声で話している姿などが見られました。
　利用者の方の中にはハンドマッサージが気持ち良かったのか、生徒さんの手を離さず嬉しそうにしてみえる方もいらっしゃいました。

　未就園児とママさんとの交流を行うグループでは、０才から３才までの未就園児との遊びや、缶バッジ作りなどを生徒さん達が行い、いつものママカフェに加え、楽しい世代間交流の場になっていました。

　ママカフェ終了後には、坂下・山口地区社協会長や、川上地区の主任児童委員の方々とミニ座談会を実施しました。ミニ座談会では、身近な話題を通して地域の福祉について話し合いました。

　生徒さん達からは「ママさんから出産の大変さなど、貴重なお話を聴かせてもらえました。」「最初は緊張したけど、ママさんの喜ぶ顔を見ることができて嬉しかったです。」などの感想がありました。

　高齢者の方々と交流を行うグループでは、ハンドマッサージの後、生徒さん達が考えたレクリエーション（クイズと制作）を行いました。

　クイズでは、生徒さん達が利用者の方に付き、ジェスチャーによるヒントも交えながら一緒に楽しみながら答えを考えていました。随時、利用者の方々に対し生徒さん達が明るく対応してくださり、大変盛り上がりました。
　その後、折り紙のサンタクロースが利用者の方々に配られ、顔を描いていただき、台紙のクリスマスツリーに貼っていきました。かわいいクリスマスツリーが出来上がり、利用者の方々は喜んでみえました。

　利用者の方からは「話を聴いてもらえて嬉しかった。」「楽しかった。また来てほしい。」「就職しても頑張って欲しい。」など多くの感想が聴かれました。
　

　忙しい中さくら苑に来てくださり、本当にありがとうございました。
　今後も交流の機会を作っていただきますよう、よろしくお願いいたします。