3月13日(金)、富士通テンマニュファクチュアリング株式会社(貝野秀昭代表取締役社長)および富士通テン労働組合(小林雅登中津川分会長)様より、難聴者用補助機器(磁気誘導ループアンテナ 一式)を当会(加藤 出会長)へ寄贈いただきました。
富士通テンマニュファクチュアリング株式会社及び富士通テン労働組合では、社内で募金などを行い、「富士通テン社会貢献基金」として、毎年、地域の福祉向上のための機器などの寄贈を行ってみえます。
今回は、平成11年度に寄贈いただいた難聴者補助機器「磁気誘導ループアンテナ」の老朽化のため更新するということで、再び寄贈いただくこととなりました。
贈呈式には、当会とも交流がある「中津川難聴者の会(粥川勝会長)」をはじめ6人の会員の方にも同席いただき、寄贈品の受け取りをさせていただきました。
「磁気誘導ループアンテナ」とは、磁気コードで囲んだエリア内に磁気を発生させ、専用マイクから音声を拾い、耳が聞こえづらい方が使用する「補聴器」や「人工内耳」に直接伝達することで、音声をよりクリアに伝える機器です。離れたところからでもマイクに音声を通せば、まるで目の前で聴いているような状態になります。 持ち運びが可能であり、屋内外のイベントや講演会、映画会、会議など多岐にわたり利用できるため、難聴者の方にはとても重要な機器であり、こうした機器を活用することにより社会参加の機会が拡がります。
富士通テンマニュファクチュアリング株式会社 貝野秀昭代表取締役社長は、「企業としてこうした寄贈を行うことによって、地域の皆様に喜んでいただけることは非常にありがたいことです」「難聴者の会の皆様にとお会いし、実際に磁気誘導ループを利用される方の声を直接お聞きすることができてうれしいです」などと述べられました。 |
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中津川難聴者の会 粥川 勝会長は、「長年にわたり、地域の聴覚障害者へのご支援をいただき感謝しています。今回も高価な機器を寄贈いただき大変助かりました。今後、よりいっそう難聴者の方の社会参加促進に向けて取り組んでいきたい。」などと述べられました。 |
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これが磁気誘導ループチューナーです。 |
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