社会福祉法人 中津川市社会福祉協議会

　　体験「車イス介助の方法」「車イスで町へ出てみよう」では、２日間とも「中津川シニアボランティア」のみなさんにご協力いただき、車イスの体験が安全に行えるよう見守り・声かけをしていただきました。

　参加者からは、「介助する側の声かけが大切だと分かった。」、「乗っている方をいつも気にかけながら動かさなければならないので、毎日介護している人の気持ちが分かった。」などの感想がありました。

　　アイマスク体験では、２人１組で、アイマスクで目隠しをする人と、介助する人を交互に体験し、施設の廊下、階段、点字ブロックの上などを歩くことで、視覚障がいへの理解と、介助するときに大切な事を学びました。

参加者からは「介助してくれる人の手にしっかりつかまっていてもすごく不安でした」という感想があった反面、「声かけをしてもらえるとすごく安心できる」との感想もありました。

　さまざまな地域、学年から集まっていただいた、参加者の生徒のみなさん。最初は緊張した表情も、最後は笑顔で講座を締めくくりました。

参加者の感想から、このボランティア講座での体験が、障がいをもった方や身近な方への思いやりにつながっていくと感じました。今後は、自分たちのできる範囲で「『ふ』だんの　『く』らしを　『し』あわせに」できる福祉の実践を期待しています。