「ともに生きることの大切さ」を考える ~ボランティア交流会~

平成25年2月2日、市健康福祉会館にて「平成24年度 ボランティア交流会」が開催され、市内の福祉ボランティアのみなさんなど95人が参加し、講演やグループワークなどで交流を深めました。

このボランティア交流会は、社協登録ボランティア連絡協議会(ボランティア団体の代表者でつくる会)と、社協が協力して毎年開催しています。

今年は「ともに生きることの大切さ」をテーマとし、さまざまな環境や立場の人が地域で生活していくなかで、参加者個人やボランティア団体として、どんな支え合い助け合い活動ができるかを考え、交流しました。

基調講演はロンドン2012パラリンピック競技大会、ゴールボール金メダリスト 中嶋茜さんを講師に招き「人との関わりで学んだこと」と題して講演していただきました。

中嶋さんは
「ゴールボールという競技を通じて、自分一人ではなく、周りの多くの人がいるおかげと感じています。」
「私という個人を見てもらうために、『挑戦』、『マイペース』、『自分であることを大切にする』を心掛けています。」
と参加者のみなさんに伝えられました。

事例発表では「障がい者支援のボランティア活動」として、
「音訳サークルさざなみ会」
「点訳サークルともしび会」
「歌うボランティア・パピプペポ」
「朗読ボランティアふぐるま」
の4団体に、普段のボランティア活動の発表をしていただきました。

「支援の対象となる本人の気持ちを大切にして活動している」
「自分も楽しみながら、無理せずボランティアを続けています」
などの話しがありました。

その後のグループワークでは、想定問題について話し合いながら、個人や所属ボランティア団体の情報交換・意見交流を行いました。

「向こう三軒両隣の絆を深めることが大切と感じた。」
「他のボランティアさんの活動を知ることで刺激を受けた。」
などの意見があり、良い交流となりました。

アトラクションは「神代獅子(かみよじし)の舞い」で、笛と太鼓の生演奏に合わせて、2人1組の獅子が会場を所せましと練り歩くと、会場のみなさんから大きな拍手が起こりました。

最後は社協登録ボランティア連絡協議会の佐藤会長から「この交流会で学んだことを、地域で活かしたり、この場にこれなかった方に伝えていくことが大切です。」とあいさつがあり、閉会となりました。

  本所 (2013年2月 6日 10:30)


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