企業による社会貢献活動の活性化をめざして

 1月17日(木)、ソフトピアジャパン(大垣市)で、「平成24年 企業の社会貢献活動セミナー」(岐阜県社会福祉協議会 主催)が開催されました。
 県内企業の社会貢献活動の担当職員や事業主の方などが参加され、実際に社会貢献活動に取り組む企業の実践発表や、社会貢献活動の秘訣についての講演を聞きました。


 近年、企業の社会的責任(CSR)への関心の高まりから、地域社会の一員として社会貢献活動に取り組み企業が増えています。そういった中で、県内の2社の企業の取り組みについて実践発表がありました。

実践発表①岐阜ヤクルト販売株式会社
        「地域の皆さまに健康と安全を」

ヤクルトの配達を通して地域の方への声かけや安全確認、地域での健康出前講座の実施など、地域の健康や安全に目を向けた取り組みをされているそうです。

実践発表②サンメッセ株式会社
        「地域を愛し、地域に貢献し、地域とともに・・・」

地域の人を大切にして地域とともに発展していこうという思いから、地域の清掃活動や自社陸上部選手と地元小学生との陸上教室などを開催し、地域に必要とされる会社をめざして取り組んでみえるそうです。

講演 特定非営利活動法人 日本NPOセンター代表理事 
    社会福祉法人 大阪ボランティア協会 常務理事 早瀬 昇 氏

    「企業による社会貢献の秘訣
                 ~地域も企業も元気になる活動をめざして~」

  講演では、近年企業の社会的責任が求められており、また社会もそういった企業の商品を支持する動きがあると説明され、また、企業の社会貢献活動には縛りがなく、「わが社らしさを活かした取り組み」で好きなことをテーマに取り組めばいいと講演されました。
また、社員のボランティア活動支援について企業の取り組み紹介があり、社内報などで活動を紹介するなどボランティア活動をしやすい雰囲気づくりが大切だと話されました。
 最後に、社会貢献活動は、must(しなげればならない)ではなくcan(できる)の世界であると、これからの企業の社会貢献活動がますます活発化するために参加者にエールを送りました。

  本所 (2013年1月23日 10:37)


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