R6.中学生福祉ボランティア基礎講座 (中津川会場)

 7月25日(木)、中津川市健康福祉会館で「中学生福祉ボランティア基礎講座」を開催し、市内の中学生34名が受講しました。

 この講座は、市内の中学生を対象に福祉やボランティアの基礎学習と体験を行うことで地域でお互いを認め合い、自分ができるボランティア活動を考えるきっかけとすることを目的としています。

 

 


◎講座のおもな内容

①アイスブレーキング・・・「自分や相手を認め合おう」ということで、お互いの好きなもの、嫌いなものを出し合い、お互いの共通点について小グループになって話し合いました。

➁講義「福祉とボランティアについて」・・・社会福祉協議会の役割と取り組みについて、ボランティアについて学びました。身近なことから、相手の気持ちになってあまり無理をせずに活動をすると自分の成長にもつながることを学びました。

③車いす体験・・・車いすの操作方法や介助方法を学び、屋外で車いすの使用と介助体験を行いました。

④手話体験・・・「耳が聞こえないことについて」のお話しと手話でのコミュニケーションを学びました。 

⑤車いすユーザーからのお話・・・ 車いすユーザーである方の実体験に基づいた話しを聞き、車いすの人に対して自分たちができることを考えました。

⑥防災に関する講話・・・防災ボランティア活動をしている方からのお話しを聞き、災害時に中学生ができるボランティア活動を考えました。

⑦絵本の読み聞かせボランティア体験・・・絵本の読み聞かせボランティア活動をしている方からのお話しと実演をふまえ、読み聞かせ体験を行いました。

 

◎参加者の感想

・参加する前より福祉やボランティアについて認識の範囲が広がった

・ボランティアといってもいろんなボランティア活動があり、ボランティアする側も楽しくできる活動であることをわかった。

・あえてボランティアって言わなくても、自然に相手のために声掛けしたり、ちょっとした手助けをすることがボランティア活動になってることがわかった。

・福祉で一番大切なのはコミュニケーションだと知って、日常でも様々な場面で活用できると感じたので実践したい。など

 

 

 

 車いす体験では、車いすの操作方法や介助方法などを学び、実際に健康福祉会館周辺を車いすで一周し、スロープや段差での介助方法や外出での留意点を学びました。

 手話体験では、『岐阜県手話サークル協議会中津川支部かやの実会』のみなさんにご協力をいただき、「耳が聞こえない」ということについて、日常的な手話表現を学び、手話で自己紹介をしたり、感情を表現する方法を学びました。

 ボランティア体験として、防災士なかつがわ会による「中学生ができる防災ボランティア活動」についての講話を聞き、災害時に中学生ができるボランティア活動を考えました。

  本所 (2024年7月31日 19:00)


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