10月30日(水)に、福岡中学校2年生54名を対象に防災教室を開催しました。この教室は、ふくおか地区社協の災害対策事業の一つとして行われました。
防災士なかつがわ会とふくおか防災士会の皆さんにご協力いただき、地域ごとのグループに分かれて、災害図上訓練 DIG(Disaster 災害 Imagination 想像力 Game ゲーム)を行いました。
空き地や主要道路、集会所などに印をつけたり、過去に災害が発生した所や今後災害が起こりそうな所などについて、意見を出し合いながら地図に書き込んだりしました。また、防災士や消防士の方、区長さんや民生委員さんなど、災害時に地域の方を助けるために一緒に動いていただけそうな方や、一人暮らしの高齢者など助けが必要な方を確認しました。このような作業を通して、災害や地域、地域の方々について理解を深めました。
続いて、各グループで作成した地図を使って、避難のシュミレーションを行いました。災害級の大雨で、電気や携帯電話が使用できないといった状況を想定しながら、より安全な避難ルートを考えました。情報の伝達方法や避難の手段などについてもグループで意見を出し合いました。 |
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生徒の皆さんからは、「危険な箇所がたくさんあることが改めて分かった」、「周囲の危険個所の有無を確かめて避難先を決めなければならない」、「大きな声で近くに住んでいる人に伝えながら避難することが自分にはできそう」といった意見がありました。 |
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