社会福祉法人 中津川市社会福祉協議会

　まず始めに、２年生の生徒さん達が『花は咲く』を披露してくださいました。
　その次に、利用者の方々と生徒さん達が一緒に『ふるさと』を大合唱しました。

利用者の方々からは「優しい歌声に感激した。」「（子ども達と）一緒に歌えて嬉しかった。」など、喜びの感想が多く聴かれました。

　大合唱後、利用者の方１人に対し生徒さんが２～５人程付き、握手をしたりお話をしたりして交流を行いました。
　生徒さん達は、住んでいる地域の話や部活動の話などの話をして交流を行っていました。また、利用者の方の目線に合わせ真剣に話を聴く姿や楽しそうに笑い合う姿が見られました。

　利用者の方と生徒さん達の和やかな交流をしている最中、突然地震が発生しました。

　生徒さん達は、しゃがんで姿勢を低くし、モノで頭や首を守り、動かずじっと揺れが収まるのを待つという『シェイクアウト』を実践していました。
　また、利用者の方に対して毛布や座布団などを頭や首に被せ守ろうとする姿を見ることができました。

　避難時には、生徒さん達が緊張しながらも利用者の方の手を優しく引いたり、焦らずゆっくり車いすを押したりする姿、口元を何かで押さえるよう促す姿等も見ることができました。
　誰ひとり怪我することもなく、無事に避難することができました。

　避難終了後、生徒さん達からは「２年生の合唱を聴いて頂けて嬉しかった。」「今までは、守られる側だったけど、これからは守る側。」「もし地震が起きたら、さくら苑の皆さんや近所のお年寄りなどを助けてあげたい。」などの感想が聴かれました。

　合同避難訓練を通して、生徒さん達の優しさを改めて感じ取ることができました。

昨年度に引き続き生徒さんと交流する機会を設けていただき、本当にありがとうございました。
今後も宜しくお願い致します。