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平成24年度 第1回シニアボランティア養成講座

6月21日と22日、福岡総合保健福祉センターにて退職した方や、退職を控えた方を対象にした"シニアボランティア養成講座"(全2回)が開催され、7人の参加がありました。


今回の講座は、1日目にボランティアについての基本を学んだあと、アイマスクを使用した歩行体験や食事体験を行った他、車椅子の操作方法や基本的な介護技術を学びました。
2日目には、中津川シニアボランティアの代表清水さんよりボランティア活動の魅力などをお話いただいたあと、手話の体験を行いました。また、ボランティアの活動場所となる施設を見学しました。
 
アイマスク体験では、足の感覚と白杖を頼りに点字ブロックの上を歩いてみました。見ながら点字ブロックの上を歩いた時にはこんなにボコボコした物に気がつかないはずはないと挑戦したのですが、見事に惨敗。みなさんストップの表示を読み取ることができませんでした。そして、見えない方と会った時には相手の立場に立って声かけがしたいと話されました。

車イス体験では、基本的な車イスの使用方法を学んだ後、実際に車イスに乗って体験しました。段差を越える時には押す側も乗る側も顔をこわばらせてみえました。
また、館内にある障害者用の多目的トイレでの車イス操作を学んだ際には「自動扉のボタンの位置は実際に使うとなると使いづらい」など、いつもと違う視点で確認し、積極的な意見がでました。

手話体験では手話サークル「すみれの会」を講師に迎え、手話の基本を学びました。慣れない動きに手がつってしまいそうになりながらも熱心に受講しました。終わりには自己紹介までできるようになりました。休憩中にふと見ると、全員が手話の復習をしていました。本当に一生懸命なみなさんでした。

蛭川のやすらぎ荘では、ボランティアとして何ができるのかを見学しました。ちょうど朴葉餅作りの人出が足りず、さっそく利用者のお年寄りの朴葉餅作りをお手伝いしました。
最後に利用者の方から感謝の言葉をかけられると「とても嬉しい気分になった」「また何かでお手伝いしたい」と話されました。

  本所 (2012年6月25日 11:43)

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