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今年度2度目のシニアボランティアを開催!

2月12日と19日に文化会館で定年退職をされた方や、退職を控えた方を対象とした『シニアボランティア養成講座』を開催し、18人の参加がありました。


 シニアボランティア養成講座は6月に福岡地区で1回目を開催し、2回目となる今回は中津地区で開催されました。
 1日目にはボランティアの必要性を学んだ後、アイマスクを使った視覚障がい者サポート体験や車椅子体験、介護体験、手話体験などの体験を行いました。
 2日目は、社協登録ボランティア団体の代表者からお話を聞いたり、施設見学を行いました。また、グループワークでは2日間の感想や想いなど様々な意見を出し合いました。

 視覚障がい者体験では見えないことに対する不安と、見えない方をサポートする難しさを実感してみえました。

車椅子体験では、車椅子について基本的な事を学んだ後、実際に乗ったり介助したりと体験しました。
車椅子での介助経験がある方は多いものの、介助されるのは全員が初めてでした。
「乗り心地を知って、今まで以上に相手を思いやるサポートが必要だと実感した」と話されました。

各ボランティア団体からのお話では、参加された6団体の代表者から活動内容や人数などの団体に関する基本情報をご紹介いただきました。
その他にボランティアを始めることとなったきっかけも伺いました。
・自分が病気になった時に助けてくれた方々へ、何かの形でお返しがしたくてボランティア活動を始めた。
・自分の仕事はお医者さんのように感謝をされる仕事ではなかった。退職後は何か“ありがとう”と言ってもらえるようなことがしてみたくて外国人の支援ボランティアを始めた。
などの意見がありました。参加者のみなさんは興味深そうに話に聞き入っていました。

今回の体験を通じて、今後の活動について考える良いきっかけとなったという感想を沢山聞くことができました。
今後、受講生のみなさんがどんな活動をされるのか、とても楽しみとなる講座となりました。

  本所 (2013年2月20日 17:03)

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